大分間が空いてしまいましたが、2015年6月に開催されたAWS IoTハッカソンで大賞(Intel賞)を頂きまして、副賞として8月1日〜2日のMaker Faire TokyoのIntel様ブースで、私達の作品を出展できることになりました。
今回出展するのは、Intel Edisonを使って動く2台のロボットと、それをコントロールするクラウド上のプラットフォーム「anima」です。
ロボット第一号のチェルシー(ヘビ型)と、
![chelsea_web_mini](http://polysfactory-wp.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/chelsea_web_mini.png)
ロボット第二号のスケアクロウ(フクロウ型)です。
![owl_small](http://polysfactory-wp.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/owl_small.png)
これら2台のロボットは外装からフレームまで全てチームメンバーによる手作りで、Intel Edisonをマイコンボードとしてアクチュエーターやセンサーを制御しています。また、これらのロボットには音声認識や顔認識の機能が組み込まれており、簡単な会話を楽しんだり、会話した人のことを覚えてくれたりします。
これらのロボットの頭脳や記憶に当たる部分が、クラウド上に構築された独自プラットフォーム「anima」です。クラウドの利点を活かして、ロボットのキャラクターや振る舞いを簡単に作成でき、それらを自由に入れ替えたり、あるいはロボット同士が情報をシェアする、ロボットが他の様々なIoT機器やスマートフォンの情報にアクセスするなど幅広いメリットが得られます。
![anima_poster](http://polysfactory-wp.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/anima_poster.png)
例えばロボットがあなたのタブレットを使ってあなたの代わりにプレゼンを始めたり、受付ロボットの場合だったらある支店で対応したことのあるお客様なら、また別の場所のロボットもその人のことを覚えていたり、クラウドと連携することによって、人々に新しい体験を提供することができると思っています。
もともとロボット作りから始まった私達のプロジェクトですが、重要なのはロボット単体でではなく、人々に与える体験そのものが重要だと思っています。
今回はこのプラットフォームを使い、2台のロボットと展示スペース全体を使ったエンターテイメント・ショーを作成してみました。ロボット同士の掛け合いによるショートコントや、会話などをお楽しみ頂けます!皆さま奮ってご来場ください。
場所は、下記のマップの「スポンサーエリア」の中ほどにて出展する予定です。
http://makezine.jp/event/mft2015/programguide/
![map_pf_mft](http://polysfactory-wp.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/map_pf_mft1.png)
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